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 最近、クラウドソーシングの単価下落が、DMやTwitterで話題に上ります。確かに、直接依頼でも文字単価1円という相談が増えたように思います。半年前と比べてもマーケットに出回っている案件の単価は低い。

 私はランサーズとクラウドワークスを利用していますが、ランサーズよりもクラウドワークスの方が単価が低いイメージ。単価が低い案件でも提案件数が非常に多い。つまり、需要よりもライターの供給過多ってことですね。

 確かに、クラウドソーシングは「買い叩き」や「相見積」といった方法が横行している。マーケットが供給過多である以上、単価が低い方に流れるのは当然のこと。だって、誰でも同じものを買うなら安い方で買うから。

 ただ、マーケット全体の高単価案件数が減っているかというと、それはないと私は思う。なぜなら、ライターが増えるのと同様クライアントも増えているのだから。ただし、目に見えるマーケットに出回らないだけ。

 この前たまたまプロフィールを覗いたランサーは、三ヶ月前に登録し30件の案件をこなしていて獲得額150万円。そのほとんどが直接依頼。結局、依頼を持っているライターは沢山依頼を持っていて、高単価の案件もそこに集まることになる。

 何が言いたいかというと、単価を上げたいのであれば「クライアントがお金を払いたくなる」ライターになる必要があるってこと。つまり、自分の今持っている能力をどうやってマーケットにつなげるかが非常に重要だ。

 クライアントからみてお金を出したくなる要素は、

・実績

・スキル

・対応(スピードも含む)

・経験値

の4つしかないのだから、この4つをどうやってアピールするのかが鍵。そこに全てが集約される。

 どうやって自分のマーケットを創るのか。そこに頭を使っていくべき。今引き受けている案件で単価を上げてもらうためには、プラスアルファの価値を付ける必要がある。同じ価値のモノに単価を上げるのは誰でも抵抗がある。だから、プラスアルファを考えるべき。

 ライターが飽和状態でも現状を嘆く必要はないし、嘆いても何も変わらない。飽和状態であるからこそ戦略を考えることに脳を使う。とっても良いことじゃないか、と思う。

 せっかく何かを発信するなら、同じマーケットで戦う人の励みになればいい、と思って書いている。私も精一杯もがいている。頑張っているあなたの努力も必ず何かにつながっていく。だから、仕事に真摯な姿勢で向き合っていこう。

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